7月17日 日曜日(晴れ)
JR東日本のカレンダー撮影2日目。今日も朝からエェ天気で、昨日同様暑い!
今日は午前中の下りは棚下の鉄橋で撮影する。しかも物凄い爆煙で、またまたえぇ写真を撮ることができて一同大喜び。昨日今日と下りのSLの煙り運は、かなり大吉じゃ。
午後は再び昨日と同じ場所へ。ほいでもまたまたSLは吐いてくれず撃沈する・・・ まぁ元々あんまり煙を吐かんところじゃけぇ可能性は低いんじゃけどね(>_<)
明日はC61じゃのぉてD51が牽引するとのことなんで、仕方なく帰京することに。ほいでも関越自動車道が大渋滞。じゃけぇ北関東道から東北道を通って帰るルートを選択するも、あいにく東北道も渋滞じゃった。結果的に関越をそのまま進んどった方が早かったかもね。
昨日に引き続き黒いディーゼルカーがやってきた・・・
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7月18日 月曜日(曇り)
段々と忙しさがやばくなってきた。今週末のGTYのグループ展と来月のワシの個展の案内およびオープニングパーティーの案内を出さんといけん。ユザワヤへ行って封筒を買おう 思うたけど、意外にもちょうどえぇ大きさの封筒が売ってない! 仕方のぉヨドバシカメラに行き、封筒を大人買いする。ほいで差出人の住所と名前をプリントアウトじゃ。2台のプリンターを駆使して物凄い枚数を刷って、一帯が封筒だらけになる。
これに宛名を刷って案内状を入れてハガキも入れて・・・・(T_T)
そうこうしとるうちに、ピアニスト日吉真澄さんからスライドショー用の音源が届いた。早速それを聴きながら写真の切り替わるタイミングを計り直す。この「Eternal Train」はベストアルバム制作のために録り直したそうで、前回のと比べてかなりえぇ仕上がりじゃ。良すぎて音楽に写真が負けてしもうとるとこも多々あって、じゃけぇ写真を差し替えたりしたりもした。結果、スライドショーもなかなかの出来になると思う! まじめな話し、聴きながら自然と涙が出てきた。
ほいでそろそろフォトエッセイの仕事にも取りかからんと、発売が写真展に間に合わん。明日版元へ行って掲載写真を全部決めることになっとる。じゃけぇその写真のセレクトも夜な夜なおこなう。
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7月19日 火曜日(雨)
昨日だけじゃぁ結局フォトエッセイの写真をセレクトしきれんかった。じゃけぇ早朝から再セレクトし、一気にプリントアウト。大量の数の写真と大量の数の写真展の案内状を持って、版元のある聖蹟桜ヶ丘へ。なんでこういう日に限って雨なんじゃろうか? 9時の開店を待って聖蹟桜ヶ丘駅近くの郵便局に行き、写真展の案内状を大量発送する。これで荷物がグンと減った。
版元ではフォトエッセイの写真を真面目に!?セレクト。ほいでただ単純に写真を羅列してもしょうがないということで、テーマを4つに分けることに。そのテーマに合った写真をそれぞれ均等になるように振り分けていくんじゃけど、なかなか思うように進まん。結局候補の写真が足りんのんよねぇ(T_T) 一杯撮っとった 思うとったんじゃけど、いざ気に入った写真をセレクトしてみると、ホンのちょっとしかない。それだけ夜感鉄道って難しいってことなんか・・・ それともただ単純にワシに才能がないんか・・・ それとも一杯撮っとったんじゃけどデータが消えてしもうたんか・・・ 3番目じゃちょっと困るけど(>_<)
120枚ほどセレクトしてはみたものの・・・
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7月20日 水曜日(くもりのち雨)
今日は餅の撮影じゃ。こないだロケハンした料理家さんのスタジオへ行き、もち米から餅をつかった料理などを撮影する。
まずはもち米からじゃ。かなり拡大率が大きいんで、米についたちょっとの汚れやキズなんかも、物凄い大きゅう写る。ほいじゃけぇ念入りに米を選び、切り抜きやすくなるよう米の縁に黒く写り込ませるように周りを黒で締める。
小さいものを大きく撮るときは注意が必要じゃ
ほれからつきたての餅をちぎってまるめて丸餅をつくるまでの行程を撮影。それからあんこやきなこ、おろしなどの餅を撮る。
最後のメインイベントは、餅が伸びるようすの撮影じゃ。実はこれが一番難しいと思っとった。バック紙を縦に張り、モデルの人に餅を伸ばしてもらったところでシャッターを押す。ストロボでの撮影なんで連写はできん。1回1回の撮影じゃ。
上手く餅が伸びんと、こんな感じで失敗となる
でも思ったより上手くいき、このカットは30分くらいで無事に撮影終了! メインがなんとか撮れたんで安心した。
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7月21日 木曜日(雨のち曇り)
午前中はフォトエッセイの仕事でいっぱいいっぱい。午後に市ヶ谷の編プロさんに行き、スライドショーのアプリの打ち合わせ。それから銀座のコダックフォトギャラリーへ。いよいよ今日はGTYグループ展「車両のない鐵道写真」の設営の日じゃ。展示構成はすでに決めとったんで、その通りに設営業者さんに並べてもらう。パッと見、写真の順番には問題なさそうなんで、あとはライティングを調整してもらう。
小一時間ほどで作業は終了。こうして展示された写真をみると、我ながらエェ写真展になったと思う。もちろんテーマに沿って撮影した生徒のみんなの努力あってこそなんじゃけど。
マジでえぇ感じなんで、是非皆さん見に来てくださいな!
高さと間隔をあわせて展示してもらう
一枚一枚の写真が映えるようにライトを調整してもらう
夜はNikonの人と広島出身の写真家の中谷吉隆さんと神田で一杯! 中谷さんは日本写真家協会の名誉会員でもあるんじゃけど、ワシの個展に来てくれると約束してくれた。嬉しいのぉ〜
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「カープ」が一杯じゃったんで、中谷さんお勧めの広島料理の呑み屋で乾杯じゃ
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7月22日 金曜日(晴れときどき曇り)
朝一、写真展開始前に会場にBGMであるピアニストの日吉真澄さんのアルバムを持っていく。ほいで自宅にとんぼ返りし、携帯サイトや「みずほ」の絵本の作業などいろいろやる。う〜ん、この辺になると、もう時間がいくらあっても足りんくらい忙しい(>_<)
あっという間に夕方になって、再び会場へ出向く。ほしたら嬉しいことに、350枚用意しとったDMがすでになくなりそうじゃという。おまけにカウンターは脅威の1,000越え。出入りとかがあるんでこの数の半分にして更に8掛けしたとしても、初日だけで400人以上は見に来てくれたいうことじゃ。これには感激!
始まる前からオレ様、この写真展でコダックフォトギャラリーの観客動員数記録を塗り替える!と豪語しとっただけに、かなりの手応えを感じずにはいられんかった。もちろんこの夜はみなさんと打ち上げじゃ!
みんなで乾杯!
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7月23日 土曜日(曇り)
今日、明日と自宅に缶詰じゃ。まずはやっぱりフォトエッセイ。写真を再度セレクトし直し、並べる順番を決める。ほいで要所にエッセイを噛ますんじゃけど、どれも時間がかかる作業じゃ。しかもこないだ書いた撮影テクニックの章の文章量が足りんときたもんじゃ(__;) ここも書き足したりしとったりしたら、あっという間に一日が終わってしもうた。
よぉ考えたら写真展まであと20日もないじゃんか! いまだにこんな作業をしとって、果たして印刷が間に合うんじゃろうか? でもそんなことを考えても仕方がない。版元と印刷所を信じて、今は本作りに集中するしかない。あぁ、時間ってお金で買えんもんなんじゃろうか?
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表紙はできとるけど、中身は全然できとらん・・・
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