写真集の色校が出てきた。色校いうても本来販売される紙とはちょっと違うけぇ、この色の通りにはならん。それじゃぁ色校にならんじゃんか！ いうんじゃけど、デジタル時代はこれがどこも当たり前になってしもうとる。
ほいでまぁ１ページごとに丹念に見ていき、データやコラムの文字校正をしたり、色のチェックや更なるトリミング指定なんかをやっていく。これで後はもう印刷所任せじゃ。いろいろ忙しかったけど、やっと来週には待望の写真集が出来上がってくる。意外とすぐ印刷できるんじゃのう。しかも印刷は台湾でおこなうらしい。どういう仕組みになっとるんかよぉわからんけど、ちゃんと写真展までに間に合ってキレイに印刷できとりゃ全然問題ない。ふ〜、来週が楽しみじゃ！
最初で最後の色校正。慎重に作業を進めていく
5月25日 月曜日（曇りときどき晴れ）
朝一に御徒町にあるプロラボへ。ほしてここで写真展に展示する写真の仕上がりをチェックする。ま、こういうこというたらなんじゃけど、今回の写真展は夜の写真ばっかりなんで、厳密にそこまで色にこだわる必要はない。じゃけぇざっと見てみたところ、2点ほど焼き直しをお願いしただけで済んだ。これで後は額装に回り、展示日を待つのみじゃ。
帰りにいつもの吉祥寺啓文堂書店へ行ってみた。ほしたら、あるわあるわ、「ちず鉄 北海道」。土地柄か平積みにはなっとらんかったけど、4冊入っとるんで結構目立つ。みなさん、どんどん買うてくださいね(^o^)／
北海道は4冊、東北は2冊ある
関東・甲信越が月頭より増えとるいうことは、売れたけぇ仕入れたいうことか！？
写真展の案内が出来上がってきた。今回は東京写真月間の一写真として開催するんで、オレ様個人の案内じゃなく、写真月間に展示されるみんなの人の写真を葉書一枚にまとめたものじゃ。まずは鉄道ムード漂う「バーバーつばめ」で写真展の葉書を配布してくれるいうんでたくさん持っていってばらまいてもらう。
午後からは写真集の詰めの作業。最後の文字校正を出版社でやるんじゃけど、先日ちゃんと見たはずなのにまだ間違いを発見する。う〜ん、もうこれ以上誤植はない 思うて直したつもりじゃったのに、人間ってホンマえぇ加減な生きもんじゃのう(>_<) もうこれで最後の校正なんで、ゆっくりじっくり確実に見直していく。おかげで日付が変わってしもうた。。。
オレ様は完璧な人間じゃ 思うたのに、ミス続出！？
今日は東京メトロ千代田線とJR常磐線の乗り入れ車両のE233系2000番台の報道公開の日。今月はこれで3車種目の報道公開じゃ。重なるもんは重なるんじゃのぉ・・・
天気はイマイチじゃったんじゃけど、これくらいの曇り空の方が架線の影も落ちんで車両がキレイにみえる。コントラストも少ないんで、車輪とか足回りも潰れずに表現できる。じゃけぇ報道公開には適しとったかのぉ(^_^;)
3車種歴代の乗り入れ車両が並ぶ
ほいで午後は再び用賀のエイ出版社へ行き、昨日の文字校正の続き。夕方まで丁寧に校正し、これでやっと写真集の作業も終了じゃ。お疲れ、オレ様！
こういう日に雨が降るんわ、なんかの因果じゃろうか？ 鉄道写真家の真島満秀氏が亡くなって、もう一年が経ってしもうた。今夜は一周忌を偲び、「真島さんを偲ぶ会」がおこなわれた。カメラ雑誌の原稿書きと写真展の案内状の校正なんかで遅れて会場に到着。会場は結構な人が入っとって、真島さんの人柄が伺える。
思い起こせば20年前、ひょっこりタウンページに住所が載っとったことからアポナシで真島事務所を訪問。2年後の大学卒業と同時になんとか弟子入りすることができ、5年間お世話になった。今のオレ様がおるのも真島事務所に入ることができたけぇじゃ。衝撃の死からもう一年以上。月日の経つのはホンマ早い・・・
最後の挨拶をするイノイ氏
5月29日 金曜日（雨）
いろいろと仕事を片付けていき、今日はちょっと時間が空いた。空いたいうても写真集や写真展、エッセイの作業が終わっただけで、やることはたくさんある。次に出す「ちず鉄」のエリアは九州じゃ。じゃけぇ事務所で「ちず鉄 九州」の作業をやる。まずはエリアの地図をみて、どんな鉄ネタがあるかチェックして台割りを決めていく。ほいで保存車両や廃線を整理し、駅弁をまとめ、車窓を思い出し、撮るポイントを挙げ・・・・ ウワァ〜〜〜って発狂しそう！
次のエリア九州の地図とニラメッコじゃ
そんなころ、エイ出版社の編集者殿から連絡が入り、印刷所への立ち会いを無事終えたとのこと。あとはどんどん刷っていくだけじゃいうことじゃ。う〜ん、これで写真展のオープニング時に写真集も発売できる。ふ〜、お世話になりました。
印刷所におる編集者殿から印刷の様子の写真が送られてきました
写真展のパーティーの案内状が届いた。早速それと写真展の葉書を封筒に入れ、宛名を書いて封を閉じる。郵便で出してもえぇんじゃけど、最近はクロネコヤマトのメール便で出した方が安い。じゃけども200枚くらいヤマトへ持っていったらさすがに集配所の人も困惑した様子。作業に1時間以上掛かるいうて言われ、ちょっと申し訳ないことをしたかのう とちょっぴり反省する。
でも案内状を出したことで「ちず鉄」以外のすべての作業が終わり、やっとこれで写真展本番を迎えるのみ。どんな評価を得られるか不安じゃけど、とりあえず近年の自信作を出したんで大丈夫じゃろう！
オープニングパーティーの案内をメール便で送る
