これから起こる大事件を予言?





9月21日 日曜日(雨のち曇り)

いよいよ「ちず鉄 関西・東海北陸」のデザイン出しが始まった。デザイナーさんは仕事が速いのでどんどんレイアウトを組んでいき、あっという間にページ構成がPDFで送られてくる。
PDFで灰色になっているところはまだ写真が用意できていないところ。他に原稿と写真が多すぎてペ−ジに入らずあふれたところもある。一応文字数を考えて原稿を書いているつもりなのだが、実際にデザイナーさんにページを組んでもらわないと、このようなところまで分からない。
まだまだ原稿は残っているのだが、PDFで文字や写真があふれたり足りないところの修正作業もやらなければならない。



う〜〜〜〜〜、首が回らない!!!!!





9月22日 月曜日(雨のち曇り)

夕方まで原稿を書く。そして事務所に行きすがら、日課になった吉祥寺啓文堂書店での調査をする。



山崎と川島の間に曽我が割り込んでいた。(敬称略)
おや、よく見ると「ちず鉄」は一冊売れているではないか!




事務所へ向かう電車の中で、妙な色の夕焼けを見た。これが後々大問題が待ち受けている予兆だったことを、このときは知る由もなかった・・・



  このあととんでもないことになるのであった



事務所では、某鉄道会社の広告物の校正をしていた。今回で最終確認だということなのだが、今まで何度も見ているらしいので問題ないだろう。で、何気なくチェックをしていると、ここにきてとんでもない問題を発見してしまった! 恐ろしくてあまり詳しくは言えないが、とにかくウチの事務所のミスが発覚した。なぜ今まで気づかなかったのか!?
すぐさまクライアントに連絡をして対処してもらう。なんとか事なきを得そうになるメドがついたので良かったが・・・・


今日は首都大学東京の鉄道写真講座を受けてくれている生徒さんが大阪に出張だということで、送別会を予定していた。しかし事務所でそんなことが起こったので、大幅に遅刻してしまう。神楽坂「Y」に着いてみるとみんなすっかり出来上がっていて、早くも乗り遅れモード。



遅れたボクには料理は何も残っていなかった・・・・




加賀梅酒はメチャメチャ旨いがメチャメチャ高い!
そんなことはお構いなしに、平気で一人占めして呑む輩も・・・・



  





9月23日 火曜日(曇り)



結局飲み足りず、カラオケで有志たちとオール。喉を潰して朝帰りし、昼まで爆睡zzzz  
あ〜、こんなんでイイのか、オレ?

なので目覚めてからは頑張った。今日は和歌山電鐵の原稿を書く。あと残り9ページだ!
そうなると俄然やる気が湧いてくる。地図取りの都合から「関西・東海北陸」編なのだが、なぜだか四国も入ってくる。でも四国は以前ヤマケイの「ゆったり鉄道の旅」で取材をしているので、ネタも写真もたくさんある。一気に書き上げ、ラストスパート。





              
9月24日 水曜日(晴れ)

世の中は麻生太郎自民党総裁が誕生するか否かというなか、オイラはマツモトと二人で先日のミスをクライアントさんに謝るためにお詫び行脚。う〜、足取りが重い(>_<)
しかしクライアントさんが入っているビルからの眺望があまりに良かったので、つい一枚撮影させてもらう。

               

      う〜ん、良い天気。でもオイラの心は土砂降りです・・・(T_T)



事務所に戻ってJRPS(日本鉄道写真作家協会)のお仕事。総会が近いのでその案内を会員や賛助会社の方々に出す作業を行う。面倒くさい作業だが、みんなそれぞれ仕事を持ってボランティアでやっているので、誰かがやらなければいけないのだ。そうしないと賛助会社の方に申し訳ないし、これから当会に入りたいという若い方々のためにもちゃんとしておかなくてはメンツが立たない。我が会が頑張って鉄道写真という趣味と仕事を大いに盛り上げ、鉄道写真界を引っ張っていきたい。

そんなこんなで夜遅くに帰宅。で、書きましたよ、原稿。 書き終えました。

「ちず鉄 関西・東海北陸」の原稿、 終わりました!!! 
 
                      





9月25日 木曜日(雨)

やっと原稿が終わって気が抜けたせいか、今日は朝10ぐらいまでたっぷりと寝てしまった。
とりあえず携帯サイトの原稿を書き、差し迫った仕事をこなしてからちず鉄の作業に入る。今日は表紙の写真を決めなくてはならない。ボクはJR西日本さんにお世話になっているので、迷わずオーシャンアローが良いだろうと編集者に進言。早速写真を出し、デザイナーさんに渡す。すぐにカバーのデザインが上がってきた。うん、これでイイんじゃない!? 裏にもしっかりと0系を入れておいた(^_^)

     

     


 


9月26日 金曜日(曇りときどき雨)

今日は朝一の飛行機で関西空港へ飛んだ。JRの会員誌の取材で和歌山の物件を撮影するためだ。
関空から列車を乗り継いで和歌山市へ。ここでレンタカーを借り、ちょっくら寄り道。すぐ裏の紀の川に、廃線を利用した人道橋があるからだ。もちろん今回の本には活かすことはできないが、今後のために雨の中撮影しておく。




橋桁が斜めになり、橋が歪んだまま使われているのが面白い


和歌山城を取材していると、案内してくれた人から貴重な情報を入手。早速撮影を開始する。 ?、オレ何の撮影にきてんだっけ???



和歌山市電の保存車両を発見! 行き先がシブイ



で、お後は紀州自動車道を飛ばして田辺へ。ここでみかんの撮影をして、最終目的地見老津へ。う〜ん、本州の最南端近くだ。ここで「日本童謡の園」という公園を撮影するが、ちょっとショボかったな〜。ここからはきれいな夕日が見えるはずなのだが、この天気では無理。ホワイトバランスなどを駆使してなんとか撮影し、終了。
帰りは南紀白浜空港から。空港で食べた和歌山ラーメンの中に入っているカマボコがオシャレだった。



   おそらく白浜にいるパンダをもじったカマボコでした         





          

9月27日 土曜日(曇り)

昨日撮影した和歌山のデータの整理。セレクトだけして圧縮し、オンラインサーバを通じて編集者に送る。



昨日撮影したデータ。デジタルなので天気が悪くても調整すればまずまず見ることができる。
これがポジなら色もメリハリもないので再撮ものだろう



それが終わると今度は「ちず鉄」に載せるデータの整理だ。たくさんあるので面倒ではあるが、なんせ原稿の作業に比べると全然気分的に楽である。なにせ頭をあまり使わなくて済むから(^_^)
名古屋の首都大生徒さんや兵庫に住むアマチュアの知り合いから送られてきたデータを整理して、どんどんとデザイナーさんに回していく。ま〜、本来ならひと月前にやるべきこの作業。東京地図さん、遅れてしまってすみませんでした<(_ _)>