8月10日 日曜日(曇り)

先週の東京地図3連泊と一昨日の徹夜が効き、朝から体がだるい。さすがに歳なので疲れがなかなか取れない。
今日は日本語ソフトを買った。JUST SYSTEMSのATOKだ。MACの日本語ソフト「ことえり」があまりに頭が弱く、変換するのにもの凄い手間と時間を要し、それだけでかなりのストレスだった。これがホントに日本語ソフトか?と思うような変換ぶりには手を焼いていた。今回ATOKにして、あり得ないくらい変換もスムーズに行われ、ストレスも解消された。



これで格段に入力が早くなった





8月11日 月曜日(曇り)

一昨日のキンダーマンフォトオフィスで撮影した幼稚園のブローニーフィルムのテスト現像を確認しに行く。朝それを見て、本番の現像指示をクリエイトに出す。そして真島写真事務所に顔を出し、2時間後に再びクリエイトに行って先ほど指示したフィルムの仕上がりを見る。ん!? 何か変だ。撮影時にムラカミがメモした指示書を見てクリエイトに指示したのだが、どうもその指示と仕上がりが食い違っている。二つをよく見てその訳が判明した。ムラカミが書いた指示書が撮影したデータと違っているのだ。土曜日はこちらが徹夜明けだったのであれだけムラカミにしっかりしてくれと言っておいたのに、撮影時もミスはするは挙げ句の果てには指示書まで間違っているとは・・・

    

                彼のウッカリぶりにも困ったもんだ



8月12日 火曜日(雨のち晴れ)

朝一の飛行機で大分空港へ。今日はJパング倶楽部の取材で別府へと向かうのだ。今日は庶民文化研究家で銭湯研究家でもある町田忍さんと別府の街を歩き、銭湯をハシゴしようという企画だ。大分空港から別府市内に向かう途中に突然大雨が降り出し、かなりヤバイ展開に。



ボランティアガイドさんと街を歩く町田さん

で、町田さんと別府の街を歩き回るのだが、何せ暑い。あつい。アツイ! 今日の別府は暑いな〜 重いバックを持って散々歩いたのでメチャメチャ疲れてしまった。

   

       竹瓦温泉で砂蒸し風呂に入る町田さん。一風呂浴びたあとは温泉の前で夕涼み



最後は別府タワーの夜景を撮って終了。いや〜、ホントに暑かったな〜。マジ疲れました。なので宿に帰って原稿を書いていたのだが、いつの間にか眠ってしまっていたららしい(^_^;)







8月13日 水曜日(晴れのち雨)

別府取材2日目。今日もうだるような暑さだ。「夏に強そうですね」とよく言われるのだが、どっこい、暑さは苦手。寒いのは耐えられるけど、暑いのはどうもね〜・・・
町田さんと再び別府の街を散策する。今日は重点的に地元の銭湯を回る。看板も出ていないし路地も狭いので、普通の観光客ならまず素通りしてしまうだろう場所にひっそりと、でも浴槽内は活気良くたたずんでいる。

  

      地元の人しか入れない銭湯脇の路地で写真を撮る町田さん


            

温泉場に最近増えているのが、誰でも気軽に入れる足湯だ。でも別府は違った。足ではない、手だ。そう、手湯が駅前にあった。これはラッキーと思い、ちず鉄用に撮影する。

   
 
     別府駅前にある「手湯」。全国でも恐らくここだけ!?
   


もう一つネタの収穫があった。以前別府と大分の間を路面電車が結んでいたのだが、そのことを表した碑もあった。碑自体は最近できたみたいだ。こちらも思わずパシャリ!




お昼を過ぎた頃、雷が鳴っていきなり豪雨に見舞われた。行き場を失った我々はとりあえず別府タワーに避難する。と、そこでも新たな発見が!



日豊本線を走る列車がよく見えた! これもネタとして使えるかな?





8月14日 木曜日(晴れ)

午前中は銀座のキヤノンで打ち合わせ。ありがたいことに秋から「キヤノンジャンルマスター」のお仕事をいただいたのだ。ジャンルマスターとはキヤノンフォトサークルのWEB会員用の応募作品に毎週それぞれコメントをつけてあげ、また自身の作品も毎週毎週更新していくというものだ。担当する分野は「乗り物」。本来は「鉄道」と言いたいところだけど、まあそれは仕方ない。キヤノンフォトサークルのWEB会員は年間わずか2,800円! これでフォトセッションをはじめさまざまなイベントなどに参加できるので、絶対にお得で安いと思う。キヤノンを使っている方、是非入ってみてはいかが? で、すでに会員の方、秋からがんばりますのでみなさんどんどん作品を送ってきてください。

それから品川のキヤノンに行って、海外のSLの写真展をやっている都筑氏のもとへ。彼は精力的に海外のSLを撮影していて、写真展もこれで3回目。う〜ん、刺激を受けるな〜。

それから事務所に行き、東京地図出版で次回「ちず鉄関西編」の打ち合わせ。さっき「関東・甲信越編」が終わったばっかだと思っていたのに・・・・  しかもあまりの狼狽ぶりに出版社も呆れたのか、発売時期を1ヶ月延ばしていただいた。ということは原稿の締め切りもあと1ヶ月延びたということだ。ちょっと事務所もオイラもいっぱいいっぱいだっただけに、ありがたいような申し訳ないような・・・ ホントご迷惑かけてすみませんです、はい。

ということでちょっと気がゆるんでしまい、バイトのムラカミと事務所近くの寿司屋で「ちず鉄1 関東甲信越」の打ち上げをささやかにおこなった。 
売れるとイイね〜 みなさん是非買ってください!







8月15日 金曜日(曇りときどき晴れ)

こないだ別府に行ったときのセレクト作業。20GB以上撮影したのでセレクトするのにももの凄い時間がかかる。ワイドレンズで撮影した大まかなものはいいのだが、望遠レンズや室内などで撮影したものはピントが合っているかとかブレていないかとかきちんとチェックをしなければいけない。この点は、ポジの方がルーペでざっと見ていけてたので楽チンで時間もかからなかったな〜。
午後にそれを納品して、夕方から新宿で打ち合わせ。電車に乗ろうとすると、オレンジ色の電車がやってきた。お、もう全部新型のE233系になったかと思いきや、201系もまだ走ってんだね〜  

        

           古参もまだ頑張っています



新宿の喫茶店での打ち合わせ後、ふとエレベーターホールから新宿駅が見下ろせた。う〜ん、大都会って感じだね〜







8月16日 土曜日(曇りのち雨)

世の中はお盆らしい。みんな帰省したり遊びに行ったりして楽しそうだ。世間様がお休みなので、携帯電話鳴らなければ仕事のメールもほとんど来ない。こういうときが一番の原稿の書き時だ。朝からひたすら頑張って書き続ける。
今書いているのは富山の辺りのこと。ここは結構ネタも多く、スラスラと書けていく。富山ライトレールに万葉線に立山黒部アルペンルート、黒部峡谷鉄道・・・ ネタが多いといいのだが、場所によってはほとんど鉄道ネタがないところもある。そういうときが大変だ。廃線がないか、保存車両で珍しいものはないか、片っ端から調べていく。何を書くのか一人で決めることができるのはいいが、逆に調べるのも一人。う〜ん、時間が足りない・・・



  あと70ページ書かなくては・・・  先が見えない。