11月16日　日曜日（雨）

午後まで原稿をひたすら書く。
こんな日は温泉でも浸かりたいのう〜。ふとそう思い立ち、温泉へ出掛けていった。
なんて暇な訳ありゃせん。実は今日は鉄道業界で働く関係者での、半年に一度の泊まりでの呑み会があるのだ。幹事からもらったメールを見て、中央高速を走り、蓼科の明治温泉へと向かう。
宴会は18時開宴。じゃけぇ、その前に一風呂浴びようかと、17時頃着く予定で車を走らせとった。諏訪インターで降り、ガソリンスタンドで給油して蓼科へ向かう。そんでもうすぐ到着といくところで、メンバーから電話が入った。

「おい、ヤマ、いつ頃着くの？」

「いや、もうすぐっすよ！」

「今どこ？」

「もう諏訪のインター降りたんで、明治温泉まで、あと15分くらいですよ！」

「！？　明治温泉？」

「あれ？　幹事さんよりメールもらいましたけど、なにか・・・？」










「おい、明治温泉って、半年前にやったとこだぞ！」

「　☆●Ω*PRm njoあおｇｗ　　(゜;)エエッ　！　(゜ロ)ギョェ？？？？」


そう、なんとオレ様、半年前のメールを見て来ていたのである・・・・。当時の明治温泉には欠席していたため、ついここだと決めつけてしまったのである。
今日の温泉地は、小諸の奥の菱野温泉というところだった。地図で確認すると、幸い70kmほどしか離れていない。
そこからは焦って焦って、白樺湖のほとりを抜け、必死で小諸を目指す。そしてなんとか奇跡的に乾杯前の18時12分に、菱野温泉にたどり着いた！
オレ様の脳裏には、ロッキーのテーマが流れ続けていた。



決してヤクザの会合ではありません。あくまでみんな、鉄道業界で働くライターやカメラマンらです

小山の中腹にある展望露天風呂　　　　　　　　　　　
　でも天気が悪く、展望は利かなかったのが残念じゃ　　　　

　　　　　

離合ポイントより常盤館を望む　　　　

その後は天気が回復してきたけぇ、鉄道カメラマンの南氏と、長野新幹線「あさま」と紅葉を撮りに行った。大学卒業後に修行していた真島満秀写真事務所の真島氏の自宅のすぐそば、軽井沢の追分付近で撮影する。
後に、こんときに真島氏に挨拶しとけば良かった、と後悔することになる・・・



　　　　　　　　南氏と記念撮影



午後は原稿の作業を続け、夜になってまたまた中央高速を、今度は須玉へ。

11月18日　火曜日（曇りときどき晴れ）

昨日の夜は須玉のビジネスホテルに泊まり、原稿を書く。
朝早く起き、小海線野辺山付近で撮影する。幸い八ヶ岳も出とって、朝からワンショットゲット。
野辺山駅前に保存されとるC56を撮影し、甲斐大泉駅前のパノラマの湯で水を汲み、小淵沢へと向かっていく。今日はデジタルカメラマガジン誌の取材があるんじゃ。

八ヶ岳の深層天然水はお薦めじゃ

今日の取材及び撮影の内容は、デジタルカメラマガジン2009年1月号をご覧くださいな。

夜間撮影をしようか思うて、再び夜に甲斐大泉駅に。でもちょっとイメ−ジと違った写真になってしもうて、ちょっと残念。う〜ん、やっぱり写真は難しいの〜



駅での撮影が上手ういかんかったけぇ、ライトで輝くススキを撮ってみたんじゃけど、
やっぱりなんか今ひとつ。今日の収穫は、あんまなかったのう。



今日の宿は、カメラマンさんとライターさんのお薦めで、身延線沿線の下部温泉へ泊まることに。ちょっと距離があるが、宿も良く、近くの鮨屋が絶品とのこと。
もちろんこの日もその鮨屋に行ってみた。うん、確かに超旨かった。絶対下部温泉に行ったら、この鮨屋へ行くことをお薦めする。
その鮨屋さんの名前は、「ます多」。　　　　　　　　　　　　　

　　

後幕シンクロでモミジと列車を撮影。
白く写るのは粉雪。今年の初雪となる。
いや〜、寒かった、げに、ほんま寒かったのぅ〜

　　　　　

　　　　　JTBの「鉄道廃線跡を歩く」を参考に　　　　　　　　
ムラカミに撮影ポイントを指示。　　　　　　　　　　
　　　　　　　　　　実際に取材に行かせてみると発刊当時とは　　　　　　
異なっとったり新たな発見などがあるんで　　　　　　
実地踏査は大切じゃ　　　　　　　　　　　　　　　　

携帯サイト用の写真をセレクトするために、久々事務所に行った。季節に合った写真とイメージ写真を選び、これについて、ちょっと詩的な文章を書かんといけん。以前はクボタに任せとったんじゃけど、辞めてしもうたけぇ、オレ様がやるハメに。今思えば、アイツ、意外と文才あったよの〜

久々に事務所に来たけぇ、夜は現実逃避しに神楽坂Ｙへ。こんなことでえぇんかの〜、オレ！