朝早くに只見線会津檜原〜会津西方間の只見第一鉄橋へ。近くにある道の駅に着いた時点で、車はいっぱい。やはり出発が遅かったか・・・ カメラと三脚を持って山を登ると、そこには人、人、人！ 一体何人おるんじゃろうかと思うくらい、山の斜面は人で覆われとった。なんとか先客の隙間に入れてもらい、カメラをセット。ふ〜、これでとりあえずは一安心じゃ。
もう人が入る隙間はありゃせんで・・・
やっとのことSLが通過。煙もまぁまぁで良かったの〜。
一目散に山を下りて、機材を片付けて出発。どっかで追い抜けるか思うて、車を只見方面に走らせる。でもこの時期じゃし、観光客も多い。途中渋滞しとって、全然追っかけは出来んかった。
只見ではターンテーブルや石炭の補充とかを一般の人が体験できる（要申込）。この様子を撮って、帰りのSLを撮ろうと、第8鉄橋へ。ここは半逆光なんじゃけど、煙も吐いてくれ紅葉もきれいじゃった。おかげでエエ写真が撮れたで！
う〜ん、なかなかきれいじゃね〜
今度はなんとか第一鉄橋で追いついて、撮影することができた。でも全然撮る場所がのうて（あたりまえか）、どう撮ろうか困ってしもうた。でもそのおかげで、水鏡だけを撮ることを思いつき、レンズをあえて下に向ける。
これが今回のベストショットじゃろうか？
ちなみに、こん時に名古屋からの人に声をかけられた。「是非名古屋でも授業をやってください！」と。その後本当に名古屋で講座を開くことができ、この時会うた人ももちろん受講してもらっとる。世の中どう転ぶかわからんもんじゃのう〜
ほいで夕方は磐西のSLを撮りに日出谷へ。でも狙いとは、ちょっと違うた。う〜ん、不満。また明日来るか！？
夜はアマチュアの人らと呑みの約束があったけぇ、会津若松駅近くの銭湯に入り、駅前の駐車場に車を停める。しかし一晩停めてわずか400円とは、さすがに安い！
会津若松駅近くの「富士の湯」。大人390円で、なかなか風呂もイイ。 駅前で一晩400円は安い
遅れて呑みに参加すると、なんと航空カメラマンのハナイ氏もおって、ビックリした。3年前に山口線でお会いした小樽の人もおって、これまたビックリじゃった。でもみんなで楽しく呑め、盛り上がった。
今朝は只見第3鉄橋でSLを迎え撃つ。天気はあいにくの曇り。残念じゃのう。
相変わらず撮影場所は人でいっぱい。オイラは後ろから脚立に乗っての撮影となる。
みんな朝早うからごくろうさんじゃ
でもサービスじゃろうか、白煙をいっぱい吐いてSLがやってきてくれ、まずまずの絵になった。機関士さん、ありがとさん。
天気が悪かったので色温度を自分で設定し、アンバー系に仕上げてみた
帰りのSLまで時間があるけぇ、会津柳津駅に保存されている「C11 244」を撮影しに行った。来るべき「ちず鉄 関東甲信越」の改訂を睨んで、目につくものは以前撮ったもんでも、最近いろいろ撮るようにしとるんじゃ。
その後は再び第3鉄橋に戻り、覆道上から撮影する。しかし天気は悪いは煙も今度はイマイチじゃったんで、全然ダメ。
会津宮下にSLが停車中に追い抜いて、会津坂本の先で撮ろうと向かっとったんじゃけど、途中に程よい柿の木があったんで、急遽ここで撮ることにした。
ここで煙を吐いてきてくれたらエエんじゃけど
ま、そうそう上手う、いかんわいやの・・・(>_<)
昨日ちょっと「SLばんえつ物語」が失敗ぽかったんで、再び日出谷にリベンジへと向かう。ここで夕方のSLの煙のイメージを撮ってやろうじゃんか！
真っ暗にほど近いのに３〜４人のファンの人らと一緒に、ホームからSLの出発風景を狙う。さあ、大きな煙を吐いて出ておくれ、シゴナナちゃん。
でもやっぱし今日はツイとらんかった。「SLばんえつ物語」も全然煙を吐きゃぁせん。これならまだ昨日の方が良かったわいや。まさに返り討ちにあってしもうた。トホホ
こんな煙じゃぁ、全然ダメじゃ
明日は米坂線を撮ろうかのう。ほいじゃけえ新潟へ出て国道7号線を坂町へと向かう。それから国道113号線を米坂線沿いに走り、夜遅くに道の駅「いいで」に到着。ここでしばし休憩じゃ。
昨日道の駅に着いたときに、どっかで見たことあるデリカが停まっとるのぅと思うたんじゃけど、やっぱり真島事務所のイノイさんじゃった。朝、一言二言交わして、先に出発する。朝一の米沢行きに新型のキハE130系が来ることは知っとったけぇ早めに出たんじゃけど、イノイさんは知らんかったみたいじゃのう、後からもの凄いスピードで追っかけてきた。ありゃ出し過ぎで・・・
でもこの時期じゃけぇ山の方は日が当たらんのんじゃのう。結局峠の手前で撮ったけど、大した絵を撮ることが出来んかったわいや。
まだ入ったばっかじゃけぇ、一日に2回しか撮れん。
しかも後ろにゃ、キハ110系がくっついとるで・・・
今泉のあたりでもう一本列車を撮りながらラジオを聴いとったら、もの凄いビッグニュースが飛び込んできた！ あの音楽プロデューサー小室哲哉が詐欺で捕まった言うとるじゃないか！？ 一瞬耳を疑うたけど、どうやらホンマらしい。一時はあんなに凄かったのに、どうしてしもうたんかのう・・・(T_T)
それから一気に北上。こないだ登場したばっかりのリゾートトレイン「みのり」を撮影するために、宮城は陸羽東線の鳴子峡へ向かった。鳴子はエエ天気で紅葉もキレイじゃった！ ただ鳴子峡はこないだバイトのムラカミが撮った言うとったけぇ、同じのを撮ってもしようがない。とりあえず東鳴子で編成を撮って、「みのり」が鳴子温泉駅に停車中に抜いて、撮影場所を探す。でも以前撮れとった場所が木が伸びて撮れんようになっとったんで、ちょっと焦る。撮影場所を探しとったら、またまたイノイさんに出会う。やはり考えることは同じじゃのう。
半逆光でホンマキレイじゃった
その後は高速道路を南下し、仙山線へ。でもちょっと時間が遅かったんか、山が陰ってしもうた。しょうがないけぇ、流し撮りでごまかす。しかも夜間撮影もイマイチで、ちょっともったいなかったの〜。でも来て撮ってみんとわからんけぇ、仕方ないか。
今日も米坂線を撮影するが、夕方には東京で打ち合わせがあるけぇ帰らんといけん。昼には、昨晩食べた鍋の残りに野菜を入れ、うどんと一緒にいただく。
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ローカル線では列車の時間待ちが長いけぇ、ゆっくり食事をとることができる |
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食事後は羽前沼沢先の明沢橋で撮影したんじゃけど、ここもまたキレイじゃった。ちょっとシビレたね。
撮影しとったら、元JR東日本企画のカメラマンだったA氏に遭遇。みんないろいろ動いとるね〜
午前中にキヤノンへ行き、来年の写真展のご挨拶をする。まだ先なんで、何をやるか何も決めていないが、（社）日本写真協会と相談しながら、自分の味が出せる写真展にしていきたいのう〜
自宅に帰ると事務所から「あずさ」をセレクトした写真が送られていた。携帯のサイトで連載をしている特急車両図鑑用だ。このキャプションを仕上げ、世界文化社の本番データを作成し、ホッと息をつく。これでだいたい身辺整理がついた。これからいよいよ「ちず鉄 東京」の原稿書きだ。第一特集の「鉄道博物館」の原稿はできているので、あとは第二特集と、実際のガイド欄だ。合わせて108P！ 一体いつ終わるのやら、これからまた地獄の原稿生活が始まっていく・・・
携帯サイト用にセレクトされた写真をみながら、キャプションを書く
最近は携帯サイトにいくつも携わっているので、写真が被らないようにするのが大変だ
昨日で「ちず鉄 東京」の大体の構想がまとまったんで、今日から本格的に原稿を書く。第二特集は小田急電鉄のロマンスカーを取り上げることにした。小田急さんにはカレンダーやその他でもの凄いお世話になったし、東京の私鉄で特急のバリエーションが一番豊富じゃけえ、ロマンスカーをテーマにすることに決めたんじゃ。
早速広報部に連絡をとり、ご協力もらえるよう話しをさせてもろうて、快くOKをもらえた。小田急さん、いつもいつもありがとさんです。
もちろんトビラは見開きで、今年の3月に撮影させてもろうたロマンスカーの並び写真。これしかないじゃろう！
これだけロマンスカーが並ぶと、圧巻じゃ
ジャーナリストの筑紫哲也さんが亡くなった。ニュース23は好きで結構見とっただけに、またガンも克服されたか思うとっただけに、とても残念じゃ。
朝からひたすらロマンスカーの原稿を書く。てっぱくの保存車両とは違うて、現役じゃし知っとることが多いけぇ、わりとスラスラ書ける。調子に乗って、いいペースでどんどん進む。
ちょっと息抜きにヨドバシカメラに買い物に行く。その途中に吉祥寺啓文堂に立ち寄って、市場調査。久々に見ると、「ちず鉄 関東甲信越」が健闘しとる。じわじわであるけど、ちょっとずつ減っとるで。
う〜ん、ゆっくりじゃけど、確実に減っとるね！
その後も調子良う原稿は書けて、ついには夜中に全10P書いてしもうた！ こりゃ快挙じゃ。大体1日4〜5Pくらいが上限なんじゃけど、今日は倍のペースで書けたで。まじ凄いわ、オレ！
