高木　氏の作品



作品１



今は亡き、「富士・はやぶさ」の勇姿ですね。シャッターチャンスも構図も完璧です！　といきたいところでしたが、ご自身でもお分かりの通り、画面右の電柱が入っているのが気になりますね。キヤノンE0S20Dをお使いということで、おそらくファインダー視野率が100％でないために起こってしまったミスということでしょうか？
一度撮影してみてプレビュー画面を確認し、構図を作るようにすれば、視野率は100％でなくても問題はないと思います。
作品として提出する場合にはトリミングなどをされても全然大丈夫です。今後コンテストなどに応募されるときには、このような場合にはトリミングして提出されてOKだと思います。

















作品２



こちらも「富士・はやぶさ」ですね。この場所はカーブがきついため全編成が入らないのですが、S字を駆け抜ける迫力ある姿が撮影できるので、人気のポイントです。
ただやはりこの場合も、列車の顔の右側にある電柱が気になります。列車の行く方向には電柱やリレーボックス、標識などが入らないようにした方が、絵としてまとまり安心感があります。
加えてもう少し高い位置から撮影し、タイガーロープの杭が列車にかからないようにしたかったですね。

















作品３



この500系も迫力ある素晴らしい作品ですね。レンズの制約があるのでしょうが、もう少しアップで狙うと完璧だったかもしれません。これでも十分凄い絵なのですが・・・
速度の遅い列車であれば連写は可能ですが、新幹線のように高速で走る列車は、よほどの望遠レンズを使用しないときは、カメラによってはボクも1枚切りですね。

















総評 高木さんはなかなかしっかりとした構図を作られ、かなりの上級者だと思われます。あとは細かいところに気をつけるだけのようですので、今後もこの調子でビシバシ撮影にいそしんでください。