電車大好きの２歳２ヶ月の息子を持つ母です。

写真歴は自己流で10年なのですが、
息子が２歳の誕生日にオリジナルの写真集を送りたいと思ったのをきかっけに鉄道写真を撮り始めました。

鉄道写真を撮り始める前は動物や植物を中心に撮っておりました。
なので、電車のように大きく速い被写体に対してどのように構えたら良いか毎回悩んでいます。

また、子連れ…ということもあり、皆さんのように凝った場所で撮ることができません。主にホーム（小田急・新幹線）の撮影です。
子どもの安全も気に留めなければならず、設定もほとんどオートです。

列車が編成をくねらせて進入してくるところは鉄道ファンのみならず思わずカッコイイと思うもの。そんなシーンを望遠レンズで捉えていますが、下の方に何か邪魔なものがあったのでしょうか、画面下が白くなっていますね。これがなければ特に問題なく、迫力のある写真になったのではと思います。

雨の中の駅進入シーンだと思いますが、ちょっと画面の右側の空間が余計ですね。
ここでは列車メインで素直に縦位置が良かったのではないでしょうか？

こちらはちょっと紗がかかっているように思えるのですが、これはなにかフィルターとか使用されたのかそれともガラス越しか何かなのでしょうか？　それはそれで幻想的でイイですね。
とはいえやはり画面の中に不要なものがたくさん入っていますね。いっそのこと駅員さんと新幹線のみ横位置で撮影されてみてはいかがでしょうか？

ただこのような状況の場合、列車ではなく駅員さんにピントを合わせても良いでしょう。

列車のすれ違いシーンを上手く撮られています。
少々厳しい言い方をすれば、列車が画面の真ん中にきているのでちょっと構図的に良くありません。主題が画面の真ん中にある構図を日の丸構図といい、写真的には良くない構図といわれています。
この場合は画面の左をカットして列車の顔の位置をもっと画面左に持ってくるようにすれば良かったでしょう。

めったに見られないドクターイエロー。撮れたときはさぞ嬉しかったことでしょう。
流線形の車両を画面一杯に撮るためカメラを斜めにしていますが、望遠レンズで撮影していることもあり動きも迫力もありますね。
ノーズ部分が影に掛かっているところが惜しかったですね。

こちらもドクターイエロー同様に画面を斜めにして撮影されています。しかし画面からはみ出すほどアップに撮っているのでとても迫力を感じます。しかもこの明るさといい色合いといい、メタル感も出て最高にカッコイイですね。
イメージ写真としては大変素晴らしいと思います。

ゆみっこさんはママ鉄さんで電車を撮り始めて間もないということですが、他の写真を撮っていらしたせいか写真のセンスはありビックリしています。
高速で動くものはなかなかピントを合わせるのが難しいので、撮りたい位置に事前にピントを合わせる置きピンという方法が良いでしょう。オートで撮る場合もシャッター速度優先にして列車がブレない設定にしておいた方が良いと思います。
また駅で撮ることが多いようですが、障害物も多いので列車をきれいに撮るにはかなりのテクニックが必要です。しかし人や車両のアップの写真は駅ならではですので、駅ではそのような写真を狙えば良いと思います。車両をきれいに撮ることだけが鉄道写真ではありませんから。
要は楽しく撮ることが大事です。これからもお子さんと一緒にママ鉄を楽しんでいってください。