オートフォーカス　氏の作品

作品１

山をバックに伸びやかな場所を走る風景写真ですね。しかし背景の木々に雪がついていません。このような場合は木々をあまり画面に取り込まず、下の雪面を入れた方が良いと思います。バランスとしては木々：雪面＝１：２くらいの割合がちょうど良いと思います。

カメラを下に振って雪面を多く取り入れます

作品２

きれいで澄んだ青空の下を走る485系「彩」。構図としては非のつけようがない仕上がりになっています。
しかしながら冬に撮影されているため、地面が枯れ枯れで茶色いのが気になります。雪の積もっていない枯れた地面で撮る際には記録写真としては何ら問題ありませんが、こと作品となるとちょっと控えたいものです。やはり緑の茂った時期に撮りたくなってしまいますね。

作品とするならば緑の季節に撮りたいですね

総評	オートフォーカス氏の送られた作品を見る限り、構図は完璧に近いと思います。ですので、あとさらにステップアップするならば、季節に応じた場所探しや構図作りに気を遣われてみてはいかがでしょうか？　特に冬というのは「雪」のイメージが強いので、雪がないと撮り方にかなり工夫をしないと作品としては辛くなってしまいます。これらのことを念頭に置いて、今後の作品作りに挑んでみてください。