9月25日　日曜日（曇り）

昨日撮った素材をセレクトし、今週末に迫ったイベントの資料を作りまくる。昨日はなんだかんだ言っても午後から曇ってしもうたんで予定しとった写真全部は撮れんかったけど、ま、それでも結構撮れた。あとはシナリオを考えてそれにあった写真をパワポに載っけていく。ほんまじゃったら今日で全部資料を作り終えるはずじゃったんじゃけど、構成がなかなかまとまらんでダラダラと時間ばっかり過ぎていく。
夕方産経新聞社からメールが入った。こないだの打ち合わせで新聞「SANKEI EXPRESS」にワシのフォトエッセイ「魅惑の夜感鉄道」が紹介されることになったんじゃけど、そのゲラができてきたんじゃ。見てみると3面にわたって紹介されとる。3面記事じゃのぉて、3面全部ワシのフォトエッセイの紹介じゃ。これには超感謝。ありがたく校正させていただいた。



　　　　　　　　　　　　　　　　　送られてきた2〜3面の構成

9月26日　月曜日（曇りのち雨）

今夜は千代田区にある施設が主催の都電撮影の講座がある。ほいじゃけぇ今日はその資料を作るため、またまたパワーポイントと格闘する。それが終わったらまたまたまた、今度は週末のイベント用のパワポ作成。
夕方に九段にある千代田区の施設に行き、プロジェクターのチェック。それが早々に終わったんで、ぷらり九段散歩の旅に出る。旅の途中にギネスビールをいただき、下の滑りも良くなった(^^)/　　 ほいで19時より講座開始。この講座はコンパクトカメラで都電を撮ろうというもの。受講された人の中には一眼レフでバリバリ撮られているような方からコンデジすら初めてという方までさまざま。ま、都電の車両そのものを撮るというよりも都電の走る風景をスナップするという感じの講座なんで、皆さんそれぞれのレベルや見方で楽しんで欲しい。
講座修了後は行きつけの鮨屋で一人で寂しくHR。

　　　　　　　　

　　　　　　　　　　　　　　　　　　　千代田区立九段生涯学習館にて

9月27日　火曜日（くもり）

朝から午後までパワポと格闘。夕方は飯田橋で打ち合わせ。雑誌のサイトでのブログの仕事をいただいた。ブログと言っても毎日更新するんじゃのうて、月に２回ほど。これならワシでもできるんじゃないかのぉ・・・！？
夜は首都大GTY。ちょっと時間があったんで、控え室でパワポの続き。ふと考えればイベントは、しあさっての金曜日じゃ。否が応にも気合いが入る。この時点でパワポは100ページ以上作っとるんじゃけど、まだまだ足りん。あっという間に1時間半が過ぎ、授業開始の19時になってしもうた。
今夜で首都大はとりあえずの最終日。今回はみんなの作品を見ながらの講評会じゃ。今日もいろんな人のいろんな作品が見られて、ワシも結構勉強になった。



　　　　講座後のホームルーム。先週と絵が変わらないような・・・

9月28日　水曜日（くもり）

午後の新幹線で仙台へ向かう。なんでか言うたら、明日から個展が仙台のキヤノンギャラリーで行われるんで、今日はその設営があるけえじゃ。モバイルSuicaで「はやて」よりも座席がゆったり座れる「こまち」を取った。でも同じ「こまち」でも15、16号車は昔の自由席なんで、シートピッチは狭いのでお気をつけあれ。



　　　　　スパークリングワインで気合いを入れる



関係ないけど、今日のSANKEI EXPRESSの新聞に、ワシのフォトエッセイがなんと3面にわたって紹介されとる、はず。何を隠そう、ワシはスパークリングワインの買い物に手間取ってしもうて新聞を買い忘れてしもうたんで、どんなふうに載ったんかわからんかった・・・

そんなことはともかく、車内ではやりかけじゃった仙台会場での展示構成を考える。数あるキヤノンギャラリーの中でもこの仙台が一番壁面の長さが短い。銀座と比べると、なんと5mも短いんじゃ。計算すると写真全部の枚数が会場に展示しきれん。なくなく3枚ほど外すことになってしもうた。

　　　　　

　　　　　　　　　あくまで机上の空論じゃけど、どうやっても2〜3枚飾りきれん・・・



ほどなく仙台駅到着。そこから地下鉄に乗り換え、勾当台公園近くのギャラリーへと向かうた。
ほいでギャラリーでは着々と展示の作業が始まろうとしとったんじゃけど、来て見てビックリ！　展示業者は手袋もせずに素手でワシのパネルを扱うとるじゃんか！　えぇ加減にもほどがある。

この人らは、どうやら手袋なんか持ってないらしい。しかも展示する写真と写真の間もスケールで計ることなく、見た目で判断。もうちょっと作者の気持ちを汲んで欲しいもんじゃ・・・　(-_-)

そんなこんなでやっと設営終了。でもやっぱり写真は全部飾れずじまい。3枚ほど展示を諦め、1枚を外の入り口に飾ることにしたんで、会場には銀座よりも4枚も少ない展示になってしもうた。
晩飯はホテル近くにあった牛タンのチェーン店。いろんなものが食べられるセットを頼んだんじゃけど、これも失敗。味はエェんじゃけど、刺身やシチューなど冷たいモンも温かいモンも一緒に出てくるんで、そのうちどっちもまずくなる。

　　

焼き物もタタキもスープも一緒に持ってこられると、どれから食ってエェんか、かなり困る

9月29日　木曜日（晴れ）

仙台写真展初日がいよいよスタート。ありがたいことにいろんなお客さんが観に来てくれ、本当に感謝の念に堪えん。

会場のキヤノンギャラリーの近くで大鉄道博を開催しとった。じゃけぇ直接主催者と交渉して、ワシの写真展のポストカードを置いてもらう代わりに、大鉄道博のチラシをワシの会場に置くことでバーター成立じゃ。



　　　　　　　　　　　　大鉄道博会場内のHOゲージ 　　　



来ていただいた方々の中には、休憩中のタクシーの運転手さんもおって、ワシの写真に感動してくれて鉄道に興味もないのにフォトエッセイを買うてくれたり、秋田から車で3時間かけてやってきてくれた方など、本当に嬉しゅうて頭が下がるばかり。
スケジュールを調整して仙台にやってきたんじゃけど、じゃけぇ言うて即仕事に結びつくことはない。でもこんな風にいろんな人にワシの写真をみて喜んでもろうたり話しができるだけで、ホンマに来て良かったと心から感じる。詭弁や偽善じゃのぉて、お金儲けなんか関係ない。特に東北地方は先の震災で大打撃を負うとるだけに、ワシはホンマに来たかった。なんの役にもなんの支えにもならんじゃろうけど、とにかく仙台はできる限り来られる限り会場におりたいと思うとる。



夕方閉館直前になって高校生がフラッとやってきた。以前ワシの「ちず鉄 東北」版で栗原電鉄の跡地の取材をお願いした人じゃった。メールでのやりとりしかやったことがなかったんでワシは全然誰か分からんかったんじゃけど、挨拶されてワシもそのことを思い出した。「ちず鉄」のお礼を述べたり彼の写真を見たりしとるうち、あっという間に会場は閉館。でもちょっとまだ話し足りん。聞くと、彼は東北線で自宅へ帰る いうんで一緒に仙台駅まで行き、ビールとコーラで乾杯して15分くらいくっちゃべった。どうやら彼も将来鉄道カメラマンになりたいらしい。

そういえば最近若い子でウチに入りたいという人が結構おる。今ワシはそんな子を選ぶ立場に近くなっとるけど、考えてみればワシも20年前は超競争率の高い真島写真事務所へどうしても入りとうて やれんかった。どうしてワシみたいなんが真島事務所へ入れたんか？　どうしたら今の子がレイルマンフォトオフィスに入れるんか？
その答えは、今も昔も一緒じゃと思う。

それは、　・　・　・

一円でも多くお金を積むことじゃ　(^_^)v

9月30日　金曜日（曇り）

昨日夜東京に帰ってから、朝までずっとパワーポイントと一緒じゃった。
こういう忙しいときに限ってパソコンが調子悪くなる。ちょっと古いけど、これがマーフィーの法則いうやつか。。。。　　



　　　　　　　　　　　　なんでこういう時に機嫌が悪うなるの？　データが飛んだらえらいことじゃ(>_<)



 朝6時くらいに寝て、10時前に起床。う〜ん、さすがに眠い。電車で移動しながら写真のコメントを考えとったんじゃけど、これは久々によぉできた資料じゃ。キヤノンの人もこのワシの講座を見てくれると感動してくれて、さぞワシの株も上がることじゃろう！　そう思うと思わず笑みが・・・　電車でほくそ笑みながら資料を再確認する(^_^)

ほいで東京ビックサイト到着。ワシが騙された、いや、お願いしとるワイン屋もブースを出しとったんで、講演前に試飲して気合いを入れる。
　
　　　　　　　　　

　　　　　　　　　　　　　　　　また買うてしもうた(^_^;)



ほいでいよいよ旅博でのセミナーが始まった。ワシの思い描いとったシナリオどおりドッカンドッカン大爆笑が起き、キヤノンの人も感動して「是非ウチのセミナーもお願いします！」となるはずじゃったのに、失笑やため息の連続！？　あれれ(@_@)　　 おまりのくだらなさに怒って途中で席を立つ人も。
しかも時間配分を完全に間違え、用意した資料の２／３ほどしかしゃべることができんかった。スライドショーも作り直して万全を期しとったのに、これも紹介できんかったじゃんか・・・
結果、ワシの講演史上最悪最低のセミナーになってしもうた(*_*) 　まじめな思いで観に来てくれた業界人の方、ホンマすんません。。。。。。